2025.04.04
【2025年】水戸市在住編集者がおすすめ! 人気のタイ古式マッサージ15選
by ぷらっと・ぷらざ編集部
改めて中心市街地の活性化とは
中心市街地の活性化で以前から疑問に思っていたことがあります。それは、対症療法的な方策が多い、と言うこと。「市街地の活性化」であって「商店街の活性化」と言わないのは何故か。中心市街地は、人口や文化や産業、歴史、情報、交通等の中心だから「中心市街地」であって、その中心性があるがために、そこで商売をすると上手くいき、結果として発達したのが「中心商店街」です。因果関係から言うと、まず中心性があって、その上での商店街です。ですから、水戸のように県庁や市役所が移転してしまって中心性が損なわれたままなのに、中心性の存在によって生まれた商店街にテコ入れしても、効果は低い。体内に異常があって発熱しているのに、額に熱さまシートを貼っても病気は治らないのと同じで、適切な処置とはいえません。このような対症療法は、コロナ禍で大変な状況にある商店街にとって、それはそれでとても大切ですが、長期的に見て本当の元気、健全なまちなか再生には繋がらないのです。
土地と人々が輝く 「観光スポット」としてのまちなか
このような勘違いは、観光によるまちづくりでも同様です。そもそも観光とは「光を観る」こと。その土地と、人々が光り輝いていないと、わざわざ観に行く価値はありません。その土地の人々が、その土地の衣食住を満喫している姿が美しいのです。観光地とは、わざわざ作るものではなく、そこにあるもの。他所から「魅力施設」などを持ち込んでも、一時的なもので、10年も経てば廃れてしまいます。多くの人は、輝く土地と人々を観にやって来ます。欧州の中心市街地である既成市街地が魅力的で観光スポットにもなっているのは良い例です。
アウトプットとアウトカム
もう一つ気になるのは、多くのまちづくりで、「何をどれだけしたか」というアウトプットの観点が強調され過ぎていて、「どんな結果が手に入ったか」「何をどれだけ得られたか」、つまりアウトカムの観点が軽視されていることです。結果や効果を意識したアクションが大切で、それ抜きでは、いくら時間とお金をつぎ込んでも、マイナスのループを抜け出せません。
居心地が良く 歩きたくなるまちなか
ではどうするか。とにかく中心性の回復が大切です。ここに来れば人が育ち、新しい文化や産業が醸成され、時代を先取りした情報が行き交い、次の時代に繋がる歴史が生まれる。私たちは、そんなまちなか再生のために、日常的な「まちなか暮らし」を取り戻そう、と考えました。まちなかの人々が、日々の暮らしで、街での衣食住を満喫し、街を使い倒すことで、水戸の街と人々が光り輝く。人と暮らしが中心。そして、それを支える商店街。そのためには「居心地が良く歩きたくなる」まちなかづくり、つまり、歩行者に対する安全性が確保され、道路と沿道のお店がいい感じでまとまっていて居心地が良く、新しいチャレンジを受け入れ易いまちなかでありたい。それが私たちの目指すまちなかです。
セオリーオブチェンジで プラスの循環を
これまでのまちなかは補助金頼みで人材離散、依存衰退型のエリア運営でした。それを、集積する人材とエリア内の稼ぎで、自立自走型、再投資可能な発展型の運営に刷新し、持続的な活動を実施できる財源を確保したい。そのために、セオリーオブチェンジ(変革の理論)に基づき、「回遊性希薄で歩行者の存在感が薄く、立ち寄りたい場所もなく、エリアの厚みがない、さらにニーズに応える店がないエリア」に対し、そのマイナスの循環・連鎖を刷新するレバレッジポイントとして「安心安全な道路空間」「居心地が良い場所」「チャレンジを呼び込む仕掛け」によって決定的な一撃・インパクトを与え、プラスの循環・連鎖を実現したいと思います。 水戸のまちなか大通り等魅力向上検討協議会では、まちなかの至る所で、新しいチャレンジや新しいコンテンツが呼び込める空間づくり、場づくりを進めたいと思っています。
1959年水戸市生まれ。水戸第一高等学校、筑波大学第一学群自然学類、筑波大学大学院修士課程環境科学研究科を経て、さまざまな街づくりに携わる。現在では株式会社まちみとラボ代表を務め、水戸の歴史と文化、芸術を活用して、水戸のまちに新たな価値を創造し続けている。
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