REPORTレポート

「株式会社イノカ」のテクノロジーと「株式会社商船三井」の知見の融合、大洗の海を未来に繋げ!

2023.12.12

「大洗の海の未来に繋げ」宣言
12/8(金)に大洗港フェリーターミナルにて「大洗の海の未来に繋げ宣言」がありました。大洗の海は日本でも有数の海藻の種類が多いことで、たくさんの魚介類の幼仔が生息しています。しかし、環境の変化や汚染が原因で海藻が激減する「磯焼け」が起こっている現実があります。そこで立ち上がったのが、サンゴの人口産卵を成功させた株式会社イノカと140年続く海に関する経験値が豊富な株式会社商船三井。両社のテクノロジーと知見を融合することで、長期的に大洗の豊かな海を未来に届けるためのプロジェクト始動ということで、大洗町長の國井豊さんも参加しオープニングセレモニーが行われました。この取り組みに対し、國井町長は「身近だからこそ、海の中の問題に気づけない。子供たちには疑問を持つ機会を持ってほしい」とコメントしました。

海のエンジニアラボ~大洗の海を救え~
12月9日(土)・10日(日)には同フェリーターミナルにて、近隣の小学生を招いた環境イベント「海のエンジニアラボ~大洗の海をドローンで救え~」が開催されました(簡易的水中ドローンの組みたて、操作・調査方法を学ぶワークショップ、さらにはクイズ形式で大洗の海について学ぶ)。イノカと商船三井は海の調査が進んでいないことが、課題のひとつと考え、今回のイベントがを通して子供たちの意識が変わっていくことに期待を込めていました。

※㈱フェリーさんふらわあと商船三井が合併して2023年10月1日より㈱商船三井さんふらわあとして事業を開始

左から株式会社イノカ代表取締役 高倉葉太氏、株式会社商船三井常務執行役員 向井恒道氏、大洗町長 國井豊氏、株式会社商船三井さんふらわあ取締役会長 尾本直俊氏、商船三井クルーズ株式会社代表取締役社長 上野友督氏

この記事を書いた人

ぷらっと・ぷらざ編集部

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