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「今村源 遅れるものの行方」展

「今村源 遅れるものの行方」展
■今村源は、ボール紙、発泡スチロール、石膏、針金やビニールなど、およそ彫刻らしからぬ軽い素材で、浮遊感溢れる「彫刻」を制作してきました。本展は、1980年代前半より京都を拠点に制作活動をスタートさせ、独自の哲学的作風で早くから注目を集めてきた現代美術家・今村源の10年ぶりとなる美術館での個展です。

展覧会名:「今村源 遅れるものの行方」展
会  期:2023 年11 月3 日(金・祝) ~ 2024 年1 月28 日(日)
開場時間:10:00~18:00(入場は17:30 まで)
会  場:水戸芸術館現代美術ギャラリー、エントランスホール
休 館 日 :月曜日(ただし、1 月8 日は開館)、12 月27 日(水)~ 1 月3 日(水)、1 月9 日(火)
     12 月9 日(土)、10 日(日)は近隣でG7 大臣会合開催のため休館
入 場 料: 一般900 円、団体(20 名以上)700 円
     高校生以下/ 70 歳以上、障害者手帳などをお持ちの方と付き添いの方1名は無料
     ※年齢のわかる身分証明書などが必要です
     ●一年間有効フリーパス →「年間パス」2,000 円
     ●学生とシニアための特別割引デー「First Friday」
       → 学生証をお持ちの方と65 歳~ 69 歳の方は、毎月第1金曜日(12 月1 日、1 月5 日)100 円
       ※学生証、年齢のわかる身分証明書が必要です
主  催:公益財団法人水戸市芸術振興財団


【今村源(いまむら・はじめ) 略歴】
1957年大阪生まれ、京都在住。81年に京都市立芸術大学美術学部彫刻科を卒業、83年に同大学大学院美術研究科彫刻専攻を修了。関西を中心に活動し、カラーワイヤーを使った平面作品や版画、針金で個々の彫刻がつながり合うインスタレーションなど、日常にあるありふれたものを用いて制作を行う。ユーモラスな形態をとりながら哲学的な作品は、日常と表裏一体にある深遠な世界を見せる。近年の個展に、「流れること/留めること」(ギャラリーノマル、大阪、2021年)、「パラパラパラ」(ARTZONE、京都、2018年)。展覧会に、「疎密考」(和歌山県立近代美術館、2021年)、「TADのベスト版 コレクション+ あなたならどう見る?」(富山県美術館、2020年)、「起点としての80年代」(金沢21世紀美術館、2018年/高松市美術館、2018年/静岡市美術館、2019年)、「東アジア文化都市 2017 京都アジア回廊 現代美術展」(元離宮二条城/京都芸術センター、2017年)などがある。
第35回中原悌二郎賞優秀賞(2007年)、第28回京都美術文化賞(2015年)を受賞。作品は国立国際美術館、伊丹市立美術館、兵庫県立美術館、和歌山県立近代美術館などに収蔵されている。
【本展のポイント】
● 美術館では10 年振り、関東初の個展
● 水戸芸術館エントランスホールに巨大なキノコが寄生
2019年夏、宮城県石巻市・牡鹿半島を中心に開催された「リボーン アート・フェスティバル2019」にて今村が発表した巨大なキノコの彫刻作品《きせい・キノコ‐2019》が、水戸芸術館エントランスホールに再び登場します。磯崎新が設計した水戸芸術館に寄生する巨大なキノコをぜひご覧ください。
期間 2023.11.03~2024.01.28
時間 10:00~18:00(入場は17:30 まで)
場所 水戸芸術館現代美術ギャラリー、エントランスホール
住所 〒310-0063 茨城県水戸市五軒町1-6-8
お問い合わせ 水戸芸術館(代表)TEL:029-227-8111
関連サイト https://www.arttowermito.or.jp/gallery/lineup/article_5251.html
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